緒形拳とその時代展(12/6に終了)

11月末に横浜市立歴史博物館での「俳優緒形拳とその時代-戦後大衆文化史の軌跡-」展を見てきました。今月6日に終了したので、宣伝にはなりませんが、ちょっと感想を書きます。私は映画やテレビでの緒形拳さんしか知りません。サブタイトルにあるように、演劇出身の役者さんだったということで、一番初めの展示品が行李と刀で面白かったです。コロナ禍の中たくさんの来場者がいて、みなさん食い入るようにみてました。

自分の仕事をきちんと残す俳優さんだったようで、台本、写真、書簡、スクラップ帳、衣装などほんとにたくさんの資料が残っていて、展示内容が濃かったです。所持品への自筆サインの字に味があっていいですねぇ。絵もお好きでこれもいい味だしてらっしゃる。帰りに受付で、非売品の缶バッチをいただきました。時代劇の拳さんの写真でした。

f:id:smafi_tencho:20201214131208j:plain

私がなぜこの展覧会を知って行ったかというと、実は緒形拳研究会で拳さんのアーカイブ資料を整理するにあたり、スマファイを使っていただいているからです。整理作業のところにお邪魔したこともあり、俳優さんが残した膨大な資料を整理するのにスマファイのファイルボックスやかぶせ箱やダブルフラップフォルダを使っているのを見学しました。原資料を見られてラッキーでした。

店長も何かできないかと、スマファイラボにある旧タイプの4穴バインダーを寄贈しました。こういう俳優さんが残した資料は文化財ではないでしょうが、歴史資料として貴重なので散逸しないように、上手にリハウジングして、展覧会を開催する研究会の活動はすばらしい。スマファイ店長としても末端で関われていて嬉しいです。